小説・漫画好きの感想ブログ

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ノーベル平和賞にゴア氏とIPCC 温暖化警告で

 こんばんは、樽井です。
 昨日の国際ニュースでポール・マッカートニーさんが離婚するというニュースが入っていましたが、離婚慰謝料が約140億円だとか。いやはやすごい金額ですね。ポールといえば、もちろんのことジョン・レノンらと一緒にビートルズで活動していたアーティストですし、サーの称号さえエリザベス女王からもらっていたイギリスの国民的英雄ですから、それくらいの慰謝料も妥当。2000億円くらいの個人資産をもってるのだから、まぁそんなものだろうという声もありますが、、、、冷静に考えて下さいね。
 生まれたときからの大富豪ならまだしも、普通の暮らしをしていた人間が、140億円払ってでももう一緒にいたくない結婚生活ってなんなんだろうって思いません? それこそ超大金持ちなんだからあまり会いたくないと思えばそれこそ一生会わなくてもいけるだろうし、狭い家で顔を突き合わせているわけでもないだろうし、そこまで慰謝料を払って迄正式に籍を抜きたいっていうのはどういう心持ちなんだろうねぇ。
 再婚していた事実さえ知らなかったからちょっと検索してみた感じでは、別に憎しみがあってとか浮気があってとかそういうのではなくて私生活が侵害されるからという話のようですが、、、一生かかっても庶民にはわからん感覚なのでしょうか。
 さて。

 前ふりが思ったより長くなってしまいましたが、、同じ国際ニュースでノーベル平和賞をゴア元副大統領とIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が受賞したとの速報が入っていました。ゴア氏はここでも何度か取り上げたように「不都合な真実」で地球温暖化への警鐘と誰にでもできる対策を書きましたが、このパネルが受賞したのは大きいです。
 そして、その中で日本が次のような役割を果たしていたのも知らなかった嬉しい事実です。

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 IPCCの報告書には、日本人研究者が多大な貢献をしてきた。第4次報告書では、各作業部会全体を統括する執筆責任者や各テーマをまとめる代表執筆者だけでも約30人の日本人が選ばれ、世界各国の論文をまとめる作業にあたった。
 なかでも、スーパーコンピューター「地球シミュレータ」が2002年に稼働してからは、世界の温暖化研究をリード。第4次報告書では、「人為的な影響により温暖化が起こった可能性がかなり高い」という、踏み込んだ表現の根拠となるデータを提供した。代表執筆者を務める気象研究所の鬼頭昭雄気候研究部長は「今後も高性能コンピューターなどを使った日本発の研究の貢献度は高まっていくだろう」と話す。


約5年ごとに報告書をまとめ、世界に発信し続けるこのパネルで日本人がここまで活躍していたのは嬉しい限りです。二酸化炭素を中心とした温暖化ガスの削減ということに関しては、日本はヨーロッパみたいにそう簡単にフル原子力発電という手段は取れない(というよりは取らないほうがいいです)だけにちょっと出遅れていますが、こういう分野で協力できるのはいいことです。