小説・漫画好きの感想ブログ

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ネットと日本の政治家

 
 おはようございます、樽井です。
 今日は7のつく日です。ラッキーセブンの日です。いや、なんだか世間は三連休のようですが、自分はお仕事なのでなんとなくあやかってみたいそんな気分です。
 さて。昨夜のニュースからですが、、総理になりそこねた男、麻生太郎氏がテレビ番組で「2ちゃんねるに書き込みしたことあるよ」とごく普通に発言したことで各界に波紋と衝撃が広がったとか。確かに、誤解の部分や全部がそうじゃないということに評価はやや上向きではあるものの「2ちゃんねる」ってやっぱり一般的にはまだまだちょっと怖いところというかダーティなところのイメージもあるじゃないですか、そこに首相候補がときどき書き込みとなると、そりゃ驚きますよ。若い世代には逆にいい意味で身近に感じられるかも知れないけれど、麻生さんにとってはプラス評価かマイナス評価か。ただでさえ、週にマンガ雑誌は十二、三冊は読むよ、とこともなげに言う人ではあって、自分みたいに大人になってもマンガ雑誌を普通に買う層からは「よく言った」という感じがしたりするものの、世間的にはそれこそ「そんな暇があったら政策研究などしろ」と言われそうな、まぁツッコミされやすい人だけに、2ちゃんねる発言はどうなんだろうなぁ。
 かと思えば、元首相の安倍総理の奥さんが自身のブログで、安倍晋三さんの首相官邸からの引っ越しが完了したことと、皆さんへのご挨拶を載せたというニュースも入りましたね。こうなってくると、ブログだったりネット記事だったりも大臣や閣僚の仕事の一つとしてやらないわけにはいかないんだろうかと考えたりもします。公開討論とかができなくて、こういうのばかりに力を入れるのもどうかなぁなんて。自分の中では、ちょっと評価がつけづらいです。
 ただ、福田総理みたいに首相からのネットでの発信を廃止したり、ニュースへのコメントを出さない状態の総理というのも、ある意味一番悪い気がしませんか? 今迄の内閣や閣僚のようにがんがん突っ込まれない安定感はあるけれど、そのかわりに存在感やリーダーシップや方向性も何もまったく見えないのはかえってよくない気がします。ネットで言い合いしたりするよりは、そりゃあ国会論戦などでやりとりしてくれた方が嬉しいですけれど、判断材料や政策をいつでも好きなときに国民が見ることのできない大臣や政治家というのも困りものです。
 六カ国協議やアメリカ、中国との首脳会談など福田康夫さんにもそれなりに本来は見せ場があるはずなのだが、まったくニュースというか話題に上らないと思いませんか、彼。