1191287064新聞社共同でのネット運営

おはようございます、樽井です。一気に涼しい朝が定着しましたね。長袖やベスト、カーディガンの出番です。
さて。
来年度から朝日、読売、日経各新聞社が共同でネットサイトを運営することになりましたね。おもしろいと思ったのは、社説や事件について、各紙の記事で内容や主張の違いを読み比べることができるという話。一般的に読売や日経は右寄り、朝日は左寄りですから、そのあたりを読み比べられるのは面白いし、バランスよく自分でものを考えられる材料になるかなと思います。例えば、昨日の福田総理の所信表明だとか時津風部屋の親方解雇、相撲協会の理事にも厳罰というニュースにどれくらい差がでるのか読むとおもしろいです。
あと、緊急時に互いの施設を使って新聞をつくったりというのも面白みはなくてもいいことだと思います。樽井は神戸の大震災の直撃を受けたうちの一人ですが、あの地震のときに新聞を自力で発行できなかった神戸新聞のかわりに提携していた京都新聞が神戸新聞の記者が書いたのをかわりに新聞として発行されていたのがすごくよい事だったと思うので、これには賛成です。
一部ではこのニュースには、言論が巨大資本によって独占されるのではと穿った見方をする向きもありますが、ネットもメールもあるいま、それは杞憂だと思います。ミャンマーはいざしらず、中国などの最近の抗議デモやストはメールで人々が一気に連絡をとって動く時代です。下手なマスコミの情報操作はマスコミにとってもそっぽをむかれるだけでしょうから。