小説・漫画好きの感想ブログ

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イグノーベルではなく、ノーベル賞のノーベルさんですが・・

 ハイヒールの深夜テレビのビーパップを見ていると、今日はノーベル賞のパロディで本当にハーバード大学で発表のあるイグノーベル賞の特集をしていましたが、このノーベルという人については昔ちょっと調べた事があってそこで仕入れた小ネタがありました。
 たぶんもうどこでも使う予定がないと思うので、ここで出しちゃいますね。
 記事のほうも今日はこれで終わりです。アメトークでなぜだかまた「ジョジョの奇妙な冒険」芸人やるようなので。再放送かな? そんなわけで「伝染るんです」の吉田戦車さんと伊藤りささんの漫画家同士結婚の話とかはまたできれば後日。
 で。本文。
 
 ノーベル賞というと、毎年化学賞だとか文学賞だとか平和賞だとか各界の立派な功績をあげた人贈られる賞で、日本でここまで海外の賞が取りざたされるのも珍しいくらいよく取り上げられる賞です。日本でも湯川秀樹氏や、大江健三郎氏、最近では田中氏などが受賞して、話題になりました。授賞式はスウェーデンで行われるなど、国際的な権威ある賞という事で、もう定着したイメージがありますね。
 さて、このノーベル賞ですが、ノーベル賞を設立したのが、ノーベルという方だというのは皆様ご存知ですね。ニトログリセリンからダイナマイトを発明して、爆発物を自由に爆発の危険がなく持ち運べるようにしたことで巨万の富を手にいれ、その遺産をスウェーデン科学アカデミーに寄贈してこのノーベル賞が設立されたわけです。 
 しかし。
 このノーペル賞が、もう少しでこの世からなくなったかも知れないことは知っていますか? このノーベル、生涯結婚はしなかったのですが、40才を過ぎたあるとき、ウィーンのとある貧しい花売りの少女に心を奪われてしまいます。彼女に惚れきったノーベルは、彼女をパリにまでつれていき社交デビューさせるためあれこれ手を尽くしていたのですが、その途中で彼女が男を作ってしまい、逆にその男と組んでノーベルは恐喝されることになってしまったのです。
 脅迫のネタは、ノーベルが彼女に送った216通!! のラブレター。
 いくらすでに当時ノーベルが社会的な名声を得ていたとはいえ、多少のラブレターではどうということもなかったんでしょうが、さすがに216通は多すぎたんでしょうか。ひた隠しにしているうちに、死ぬまでにかなりの資産を脅し取られたようです。結局、遺産の管財人がそのラブレターをすべて買い取ることで決着したのですが、もう少しでノーベル賞そのものがなくなるところだったらしいです。
 入れ込む方も入れ込む方ですが、危ないとこでした。
 しかし、、、216通のラブレター、もらった少女の気持ちはいかばかりだったのでしょうか? 女性陣の皆様、いかがですか?