小説・漫画好きの感想ブログ

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温暖化でホッキョクグマが・・APEC数値目標設定

 おはようございます。樽井です。
 オール電化とエコキュート、そして環境問題のブログとしては取り上げないといけないニュースが二つあったのでちょっとピックアツプしてみます。

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ホッキョクグマ3分の2死滅も 米科学者チーム「2050年までに温暖化で」
 米内務省の科学者チームは7日、北極圏に生息するホッキョクグマの3分の2が2050年までに、地球温暖化による海氷の減少で死滅するとの予測を発表した。
 昨年末にケンプソーン内務長官が、アラスカに生息するホッキョクグマを米絶滅危惧(きぐ)種法で保護の対象となる「絶滅危惧種」に指定を提案。今回の調査は指定の判断に必要なデータ収集のため、内務省傘下の「米地質学調査(USGA)」が行った。
 北極海の氷は、ホッキョクグマがエサのアザラシを取ったり、子育てしたり、生息に欠かせない場所だ。夏場に海氷が解けてしまうと、陸にあがったクマの体重は減り、子グマの生存率も低下するなど、生息を大きく脅かす。
 しかし、USGAの調査によると、地球温暖化の進行によって北極圏の海氷は今世紀半ばまでに42%が解けてなくなり、その結果、生息数の3分の2が失われるという。USGAは50年時点の具体的な数は示していないが、ホッキョクグマは世界に2万〜2万5000頭が生息しているとされており、6000〜8000頭に減ってしまう計算だ。
 温暖化の自然界への影響をめぐり、政府機関から、厳しい予測が発表されたことで、温室効果ガス削減への積極的な取り組みに向けて、ブッシュ大統領に対する圧力も一段と高まりそうだ。

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日米中など環太平洋の21カ国・地域で構成しているアジア太平洋経済協力会議(APEC)は8日、オーストラリアのシドニーで首脳会議を開き、初めて地球温暖化問題で特別声明を採択した。APEC域内で省エネルギーや森林面積拡大の数値目標を設定。ただ、開発途上国に配慮して拘束力のない「努力目標」とした。
 世界の温室効果ガス排出量の6割を占めるAPECメンバーが温暖化対策に努力する方針で合意したことになり、安倍晋三首相は「今後の国際交渉を前進させる大きな原動力になる」と評価。温室効果ガスの排出削減を定めた京都議定書に代わる2013年以降の新たな枠組み「ポスト京都」作りに向け、弾みが付くことが期待される。
 声明はAPEC域内の目標として、(1)省エネの目安となる「エネルギー利用効率」を30年までに05年比25%以上改善(2)二酸化炭素(CO2)を吸収する森林の面積を20年までに2000万ヘクタール以上拡大−を設定。APECメンバーには個別目標と行動計画の策定を促した。 

 ひとつ目のニュースも二つ目のニュースも裏のないそのままの話なのですが、このままでは2050年に氷が溶けて世界的規模で大きな弊害が各分野で出るという事についてはかなり認知度が高まってきたと思います。この問題については遠い将来ではない全員が被るものになるから全員で対策をしなきゃという認識が広がってきたのはいい傾向だと思います。それを受けての二つ目のニュースですが、こうした事が認知されていくと自分のとこの会社の取り組みも変な色眼鏡抜きで見てもらえるようになってきます。
 具体的にいえば、環境環境なんていうけれど、本当は環境問題なんてブームなだけで本当は実はたいしたことがないんでしょ、というような偏見です。子供がいる年代のお母さんお父さんなんかはわりと真剣に考えられてるんだけれど、そうでない人も中にはいて、、、環境問題は身近なところにあるのです。
 朝から固い話でごめんなさいなんだけれど。