小説・漫画好きの感想ブログ

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北朝鮮スパイ問題と橋本弁護士の話

 こんばんは。オール電化のCMをやっているからというわけではなく、小林聡美さん主演の「すいか」をぼんやりと見ながら気がつけば結構な時間になっておりました。
 「すいか」気怠げな、暑い夏の陽射しが画面からにじみ出てくる感じがして、真昼のような感じを受けてしまうので時間の感覚がおかしくなってしまいます。ともさかりえも、高橋克実も、時間の感覚がなくなるほんわかした感じだし、いやされます。
 さて。
 そんな風な時間を過ごしているうらで橋本弁護士の一件、かなり大きな事になっているようですね。例の山口県光市の母子強姦殺人事件の裁判での被告人弁護団に対して、橋本弁護士がたかじんの番組「そこまで言って委員会」(かな? このあたり微妙。とりあえずテレビで)中に、彼らのやっていることがおかしいと思ったら懲戒請求を行っていくという方法があると発言し、実際それを受けて多数の視聴者が広島で請求を行ったことに対して逆に弁護団から業務妨害の訴訟とそれぞれから300万の損害賠償を請求されたという話。たぶん皆さんもご存知だと思うんですが、知らない間にけっこう大きな話題になっているようです。
 樽井は個人的なスタンスとして死刑は反対です。
 どんな罪であろうと無期懲役(恩赦とかで出てくるのなしの本当の無期懲役)でいいと思っています。被害者、遺族の方の気持ちを慮ってもそうあるべきだとは思っています。日本の法律が教育刑であるというような法システムの基本原理とかの話ではなく、冤罪や犯罪者を死刑にする執行人の事を考えたりもろもろの理由があってそう思います。しかし、今回のケースのようにいたずらに自分たちの主義主張を通すために事件をある意味利用していく弁護団のやり方には橋本弁護士と同様に憤りを覚えます。
 この件はしばらく推移を見てみたいと思います。
 あと、もう一つのニュースは北朝鮮のスパイ逮捕の発表。情報がまだ少ないんですが、北朝鮮政府が発表したところによれば、外国からのスパイを逮捕した、犯人はSONY製の盗聴器を所持・設置していたという事ですが、これひょっとすると日本のスパイという話になるのかな? まぁ日本だってCIAやMI5ほどではないにせよ諜報員くらいはもっているだろうから、事実としてありうるかも知れませんし、ひょっとしたら完全にやらせかも知れません。ただ、どちらにせよ、その公式発表が日本だった場合、始まる直前の日朝作業部会のタイミングに完全にあわせての発表ですから、六カ国協議においての日本の発言権はさらに低くなりそうですね。このあたり非常にうまいというか、交渉術に長けているなぁと僕は思います。
 北朝鮮のやっていることがいい悪いは別にして(完全に悪いでしょうと思いますよ、もちろん)、金正日は、かの国の将軍様は本当にずいぶんと交渉が巧い事であるよなぁと呆れるやら感心するやらです。こういう時だからこそ、本当は日本が全体でがちっと一丸となって政治的にも闘わなくてはならないんだけれど、まぁ言わずもがなの安倍内閣なんで厳しいですね。小沢さんを特使にでもするというのも一つの手ではなんて思ったりもしますね。
 こちらもちょっと継続して見なくてはなりません。