小説・漫画好きの感想ブログ

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総理発言に思う。

 
 おはようございます。
 今日も、仕事前にちょっと一言。
 総理の下記の発言についてなんですが、こんなことをパフォーマンスで人気取りのためにやっていいのでしょうか。樽井としてはどうにも納得がいきません。さきの参議院選挙の惨敗を受け手の話でしょうが、こういうことをすればするほど、政府は国民のためではなく自分のための政治しかしていないのだなということがかえって浮き彫りになっているような気がします。出処進退の鮮やかさを安倍総理に求めるのはもはや無理なのでしょうね。
 そして、そういう首相が世界各地をまわることは時間的にも成果的にもまったくの無駄の気がします。総選挙まではまだ求めていませんが、これではどうなることやら。。。
 原爆が投下された日、不戦の誓いを再び新たに厳粛に持つ日で今日はいいのにね。

首相の原爆症認定基準緩和発言、原告からは冷ややかな声も
 安倍首相は5日夕、広島市内で被爆者代表と面会し、原爆症認定問題について、「専門家の判断をもとに改めて検討し、見直すことを検討させる」と述べ、認定基準を緩和する考えを表明した。国の認定基準が否定された各地での原爆症認定訴訟で控訴を断念したり、取り下げる可能性については、「裁判は別として、国として何ができるか検討させたい」と、明言を避けた。     
 「被爆者の思いが届いた」「口約束で終わらせないで」。首相として6年ぶりに被爆者代表と面会した安倍首相が原爆症認定基準見直しの検討を表明した5日、面会した代表らが笑顔を見せる一方、集団訴訟の原告からは冷ややかに受け止める声も上がった。国の敗訴が続く認定訴訟について安倍首相は「裁判は別」としており、原告らは「控訴取り下げを」と求めた。
 原爆症認定を巡っては、認定申請を却下された熊本県内の被爆者21人(うち6人死亡)が国に却下処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決で、熊本地裁が先月30日、「認定基準は一つの考慮要素として用いるにとどめ、被爆者の病状や当時の状況などを総合的に考慮すべきだ」と述べ、19人について放射線と疾病との因果関係を認め、却下処分を取り消している。
 また、認定申請を却下された長崎県内の被爆者27人(うち6人死亡)が国に対して却下処分の取り消しを求めた第1次集団訴訟は先月31日、長崎地裁で結審。早ければ年内にも判決が言い渡される。原告の下平作江さん(72)は「当時の被ばく線量を機械的に判断して認定する現在の基準は誤りだと訴訟で主張してきた。見直しを検討というが、どうやって当時の線量を正確に推定できるのか」と話し、「被爆者が苦しんでいる実態を見て全員を認定すべきだ」と強調した。