小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

2008-12-31から1日間の記事一覧

「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦

今年397冊目にして、最後の読本でした。 夜は短し歩けよ乙女、短編集ですが、最初のタイトル作品のかわいらしさにノックアウトされました。読まず嫌いできたのが勿体なかった反面、これが今年最後の読本で本当に良かったです。読んでいて、とても幸せな気分…

本棚を作ってもらいつつ、刑事コロンボ三昧

いま丁稚君が隣で本棚を作ってくれております。 自分も一つ目は手伝ってましたが、二つ目の合間にいまパタパタと打ち込んでいます。これから、押し入れのダンボールを少し出し入れして、、、という感じでしょうか。 BGM代わりに、刑事コロンボのDVDが流れて…

「綺譚集」 津原泰水

「綺譚集」、タイトルはきけども読んでいなかった本ですが、これが実に良かったです。 津原泰水の文庫版では最新刊です。 綺譚集 (創元推理文庫)作者: 津原泰水出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/12メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 25回この商品を…

「天球儀」  藤崎竜著

395冊目の紹介本です。 そろそろ紹介本も終わりに近づいて来ました。 この本は、「封神演義」で一斉を風靡した藤崎竜さんの短編集のボリューム3で、集英社文庫から出ています。 SFものと、ファンタジーものを中心とした短篇が入っています。 帯には、「もう…

引き続き、今年のベスト募集しています。

昨日のネタふりの続きです。 本のブログでこの記事を忘れていたというのはまったくもって論外の話なんですが、今年読んだ本のベストは? というような企画をやっていきたいと思います。 つっても、とりかかる時期が遅かったので、とりあえず年明けぐらいまで…

「六韜」 一応は太公望呂尚著

「六韜」です。 春秋佐氏伝やら孫子などと並んで何かといえば武経の書として出てくる「六韜」です。一応、天命革命のあの太公望さんの書となっていますが、実際にはのちのちの世の偽作と言うのが通説です。ただ、そうであっても、その本の価値は非常に高く、…

「冥府神の呼び声」 北森鴻著 

本年393冊目の紹介文。 ひさかたぶりの北森鴻の一冊は、初期のデビュー作のような位置づけの一冊。 物語は、帝都大学の解剖学教室の教授、吉井が都内の公園で刺し殺されたところから幕を開ける。彼は、脳死臨調のリーダーで、脳死の判定を緩め、日本を臓器移…

ちょっとリアルに怖いんですが。。

草木も眠る丑三つ時。 先日1階のお店屋さんが解体工事を終えたうちのマンションは、向かいのエステサロンの人も帰ったあと、実はマンションには誰も人がいない筈。なのに、壁の向こうか床下からコツンコツンとかなりハッキリ音がしているんですよ、さっきか…

「蟲師」10巻 漆原友紀著

蟲師の最終巻です。 ちょっと前に読んだのですが、なんでしょう、自分の中で整理がつかなくてあらすじもレビューを書いていませんでした。 ギンコの物もこれで一幕終了。最終回だから、普通だったらそれはそれは自分の中でも盛り上がる筈なんだけれど、何故…

「夏目友人帳」5巻 緑川ゆき著

391冊目の紹介本。 整理のからみもあって、年内に読んだのは年内にとりあえずという感じで感想とレビューラッシュになっています。 「夏目友人帳」の5巻です。 もうじきというか来週テレビアニメの第二部がスタートするせいかやけに書店がプッシュするのに…